bell


 

ベルを何度か鳴らす。
耳を澄ましてそれを聴く。
参加者が数人いるなら、音が鳴ったり消えるタイミングで、
そっと手をあげげたり、下ろしたりしてみる。

 

音の時間を確かめてみよう。
音があらわれて、消えるところを見つけよう。
音が鳴ってる時間の長さを意識してみること。
これは耳のトレーニングになるけれど、
病院で聴覚検査をしている訳ではない。
だから自分が、音のある時間、音のない時間と思うところを実感できればいい。

音が鳴るものなら、ベルでなくても良い。
最初は一つの音が長くゆっくりと消えていくものが良い。
例えば、楽器ならトライアングル。その後、別の音が鳴るものを試してみるのもいい。
音がだんだん小さくなって、本当に消えてしまうまで、
あるいはモノや空気の震えるような感じになって、もう周りの微かな音と一緒になってしまうまで、
耳で音を追いかけてみよう。