clap your hands


ストップウォッチを手元に置いて、
楽譜のタイムコードのタイミングで、手を叩く。

楽譜はどれも3分で、5パターン用意した。
参加者が数人いるときはグループを作ったりして、
別のパターンを一緒にやってみよう。

 

手を叩いて、時間を区切ってみよう。
ストップウォッチの時間と楽譜に集中して、「今だ!」というタイミングで手を叩こう。
上手に手を叩けなくてもいい。
少し位ズレてしまっていいし、きれいな音を出そうとする必要はない。

あなたが、「今だ!」と思って手を叩いたとき、それが「今現在の瞬間』だ。
「…?」と思うかもしれないが、手を叩けるのは「今」だけですよね。
この「今、手を叩く」ときに、時間を過去と未来に区切ったのだと想像してみよう。
楽譜に従って手を叩いていくと、時間を長さの違う短冊状に切っていくことになる。
楽譜とストップウォッチに集中して、あまり余裕はないけれど、
心の中に、今まで切っていった時間の連なりがあるのがイメージ出来るはず。
手を叩いた瞬間は時間の長さを持たないただの区切りで、
区切られて出来たのが、長さがある時間の集まりだ。
この長さがある時間の集まり=構造が、セグメンツだ。
今、あなたは手を叩きながら、心の中にセグメンツという時間の構造を作ってみたのだ。