red flag / white flag



赤旗と白旗を持ち、
楽譜で指定された向きに構える。

 

両手の動きに上下左右の方向を指定したセグメンツ
この曲は、よくある旗振りゲームの形式で、
咄嗟の判断で指示を読み解く難しさを、ミスも含めて楽しんでしまおう。
例えば、楽譜に書かれた「右」が右手のことなのか、旗をふる方向の「右」なのか、
迷ってしまう瞬間がきっとあるに違いない。
音には、高い音、低い音という方向があるけれど、
体には、もっとたくさんの方向がある。
右手左手というのも、体の中の方向だ。
それを赤旗白旗で置き替えてみると、体の意識も少し変わる。
ここでは色のついた旗が、手を示す記号として使われている。
赤旗白旗がメッセージの伝達手段になるのと似て、
セグメンツも記号を使って表せる。