voices


 

数人で輪になって、声を自然に「あー」と出す。
苦しくなったら息をすって、また声を出す。
無理に声を出したり、きれいな声にしようとしなくていい。
全体の声の変化を気にしながら、5分くらい続けてみよう。

 

輪になって声を出していると、
自分も声に包まれて、全体の一部になったような感じになる。
大小様々な波にゆったり揺られているみたいで、
声の波が大きくなったり、途絶えたり、引いていく、
そんな瞬間に気づくことがある。
声を出す仲間が、一人加わったり、減ったりするだけで、
まるで景色ががらっと変わったみたいに、思えるだろう。
その時あなたが感じたのが、セグメンツの分節点だ。
声をとおして自分も世界に加わりながら、
あなた自身がその差異を感じ取ったのだ。